2006.12.6更新
厳冬期のバイブレーション
報告#4 : 江口 CODE Lifetime Design Tester

凍える2月中旬、
僕らはCODEのロックフィッシュロッド、ルートロックの販売開始に合わせて
写真撮りのために車を一時間走らせた。

昼過ぎには北西よりに進路を変えた向かい風は、
プラグといえどもライトリグには少々ツライ状況で
漁港から漁港へ移動を繰り返す。
舞台はその途中に移された。

移動のたびに何度も渡る橋は、塗装の塗り替えのために
作業用のライトが備え付けてあり、
注意を促すその灯りはこうこうと水面を照らしていた。
あきらかに僕ら好みの雰囲気をもっていた。

ちょっと寄り道。

6フィート9インチの細身のシャフトを置き、
使いこんだシーバスロッド、スタンダードボロンS82-4を用意する。
周りがハッキリと見て取れる月明かりは、生命感強い大潮を物語る。
外洋に面した橋、右から左に強い流れをつくる。
船舶が行き来する橋は水深も充分ある。
下げ潮8分目、干潮潮止まりまじか。

強い北西風。
強い引き潮。
負けないようにバイブレーションを30lbリーダーに結ぶつける。
ここまで悪条件が重なると、
自分がどう攻めてるかをハッキリと認識できる道具がいい。
感度のよいロッド。
細くハリがあるライン。
しっかりとしたドラグ性能をもったリール。
そして、ウエイトたっぷりで情報を釣り人に伝達してくれるルアーだ。
たまたま、この日、
プロトがあがってきたCODEメタルバイブレーションを橋げたに向けキャストする。

風を切る音。

一投目、橋げたから2m離れたラインをトレース。
二投目、カウントダウンで水深を探る。
三投目、
Uの字を描く軌道線がまさしくコンクリートにコンタクトを取ろうかとした瞬間、
感度の良い道具は違和感をもたらした。

スズキの顎に親指を入れる頃には寒さは殆ど感じてはいなかった。
サーフェイスからディープまでコンタクトを取れるバイブレーションは
いつもボックスから外れることはない。
熱い冬はまだまだ続く。

Text:Tomo Eguchi (Tester) / Photo CODE-ltd.
 

TARGET:Suzuki
ROD:CODE Standard BORON S82-4
REEL:PENN Spinfisher 4500
LURE:CODE : vib-1367
所詮、遊び。 
確かにそうかもしれない。
しかし、
その中でも全力でやってみる。必死で考える。
必死で追いかける。
そうすると、
遊びがもっと楽しくなった。