2006.12.6更新
夏の贈り物
報告#12 : 堀田“ヤス”恭史 CODE Field Adviser

港を出港すると肌寒さを感じる朝
前夜の雨の影響か潮色が悪く水温も低い
船長も「数日前まで大きな流藻があったが無いな・・」と渋い表情
専業漁師の船長は仲間と無線のやり取り しかし良い返事はない
仲間と「厳しそうだね」と苦笑い
沖へ向かうが水温が低下していく流れモノも見当たらない

    

今期は全国的にシイラは当り年ではなかったようである
あまり良い話は聞かない
私も小さな群れを相手に130までで苦戦中
しかし海は水物、自然相手では嘆いても仕方が無い
数年前は大当たりだった
当りがあればハズレもあるさ

最初の潮目で細かくバラバラに散った流藻とゴミだまりがあった
パッとしないポイントだが運試し
「さて今日の調子は?」と6人それぞれ思い思いのプラグをファーストキャスト
私は活性を見る時や小型を避け大型にアピールしたい時に
使い慣れたトビペン18Fを使っている
今回はシイラ2年目の同船者が2人居たので皆が流れモノ周囲に投げ終わってから
明後日の方へフルキャスト 着水と同時に派手に高速で動かして行くと5m程で真横から青い閃光!
8m・・5m・・3m・・着弾!!
水柱があがるがミスバイト
その直後に閃光の後ろに居た子分ががヒット コラ!
このポイントは魚が少なくファーストキャストの1本だけでバイトさえ後が続かなかった

どうやら今日も厳しい釣りになりそうだ それはすぐ解った
さぁ・・どうやってシイラのスイッチを入れるか?
しかし秘密兵器があった リップカップである

発売されている9.5cmモデルの45Sではなく持ち込んだのは
テスト中の9.5cm しかし45Sと違いフック無しでは直立浮きするタイプと14cmタイプ
14cmは前回の釣行で何匹かキャッチし実力は確認済み

今回は6人のメンバーで畳1〜2畳ほどの流れ藻の小さな群れを狙い打つから
1〜2匹ヒットすると比較的すぐスレてしまう
(港に戻りキープしたシイラの腹を割ると10cm程度の鰯が満載・・どうりで反応が鈍かったわけだ)
仲間は定番の某社のペンシルポッパー14cm
私は飛距離の出るリップカップ14cmのスプラッシュ&泡、左右の動きや
トビペンの派手な左右の動きにサイドスプラッシュで
フレッシュな魚を誘い出すがしだいに反応が弱くなっていく
通常なら次のポイントを探すのだが今回は流れモノが全然無い
カラーローテーションどうにか釣れ続くが長くは続かない
サイズローテーション
しかし飛距離が出ない小さなプラグでは昨今のシイラは船影を見ると追うのを止めてしまう
ジグミノーやメタルジグなどは使いたくない!トップで釣りたいのだ
さぁ出番だ9.5cmリップカップ
今回はリアフックのみの1フック仕様
デッキスティック60ハイパートゥイッチンでフルキャスト 十分な飛距離
さぁどうだ!と左右のスライディングを入れると待ってましたとばかり
先ほどまで静まり返った海面を切り裂きコンマ数秒後には水柱が上がった

今回はサイズは110cm止まりと小型に終始したが
仲間が2〜5匹キャッチしたのに対し土産用の魚を狙わなかった私は20匹弱
狙っている時間が長かっただけではない
シイラってパロットも好きなんだ?と思いつつリップカップの新たな1面を感じた


以上 今回は大物に遭遇出来なかった時の楽しむ釣りを堪能した


Text & Photo:Yasushi Hotta CODE Field Adviser
持てるモノすべてを研ぎ澄ましてごらん。
次の動作は何をするべきかは
すべてフィールドが教えてくれる。
答えはそこにある。
そこに動作をそっと、沿わせるだけだ。
Tackle Deta
TARGET Mahi-Mahi
ROD Sports Saurus
REEL Shimano
LURE CODE Lip-Cup Test Lures