2006.12.6更新
秋の大阪湾
報告#14 : 大阪 アドバイザー 重松ナオキ

06.11.6

秋のシーバスシーズン開幕である。
僕らにとってこの季節は大和川。
大和川といえば全国でもトップクラスの汚い川と呼ばれている。
確かに汚い。ゴミだらけである。
ポイントは干潟の様なシャローが広がっているので
ウェーディングがメインとなるのだが、場所によるとヘドロだったりもする。
それでも湾岸で釣れるシーバスよりも別物の様なシーバス、
しかもランカークラスが釣れるのが魅力でもある。

九月末。気の早い僕らの仲間は潮位を見て今年の様子を調査にいく。
メインのベイトはボラの子供(イナ)なので湾岸に比べ大き目のルアーで勝負!
去年調子の良かったエリアを中心に攻める。
結果、70クラスを一本。
まぁ、まだまだこんなもんだろう。

十月に入り通い始めるものの結果が出ない。
他のアングラーも同様。一晩に一本出るかどうかと言った感じ。
何かがおかしい?確かに昨年に比べ底の変化に乏しい。
ヘドロの量&エリアも多い。
それでも大和川に入ろうとするシーバスはいるはず。
ならばもっと下流を探ってみるか・・・
と釣友と調査。
すぐに結果は出た。



いきなり70UPがヒット。
友人にも70クラスが連続ヒット。
よし!ここか!と夜も更けてきたので帰る間際にもう一流し。
「ドスッ」重たいアタリでデカイのを確認。
これは今日イチや!
しかしここは足場が高すぎる、階段のある場所までシーバスを誘導する。
重さから判断しても80UPはありそうだ。
何とかランディングできそうな体勢になったので
二人ともヘッドライトを点ける。なかなかのグッドサイズ。
ネットインしてもらおうとしたその時!
横からすっと出てきた鱸。
よく一匹ヒットさせると「お前独りで何食ってんの?」と他のシーバスが付いて来ることがある。
まさにそれだったのだが、ランディングしようとしているシーバスより
遥かにデカイ。頭一つ分は軽く大きいのである。
当然、ヘッドライトの明かりにビックリしたのかすうっと逃げていく。
ヒットしているシーバスは無事にネットイン。しかし二人の意識はさっきの魚に。
「何!!??あれ!」
とりあえずネットインした魚を計測する。
85センチの5.4kg。
立派なランカーシーバスである。
とするとさっきのヤツは・・・・
軽くメーターオーバー。110センチくらいはあったかも・・・・
85センチが小さく見えたのである。

あの鱸を見て、「釣ってみたい・・・」と同時に
「生き延びてくれよ」と思った。
まだまだバケモノはいてるもんだ。


ROD  CODE Standard BORON S86−3
REEL   SHIMANO STELLA3000
 

Text & Photo:Naoki Shigematsu
日付が変わる前に睡眠をとる人。
その間を惜しんで釣りをする人。
まったく逆の立場や考え方みたいだが、
実はどちらも明日の活力のためだったりする。
今夜はどっちだ。
Tackle Deta
TARGET Suzuki
ROD CODE Standard BORON S86−3
REEL SHIMANO STELLA3000
LURE