| 2007.06.27更新 | ||
| 梅雨の大阪湾 |
| 報告#21 : 大阪 アドバイザー 重松ナオキ | |
大阪湾で雑誌に「バチ抜け」の記事が出始める頃、 僕等は餌釣りの人の動向が気になり始める。 「ヒイカ」と呼ばれる小さなスルメイカの子供。 これが湾内に入ってくるのだ。 「イカパターン」の始まりだ。 攻め方はいたって簡単なものである。 スローシンキングするルアーを底まで落とし ストップ&ゴーで誘っていく。 アタリはストップの間、 つまり、カーブフォールの最中にくる。 「コツッ」という小さなアタリ。 しかしながら、イカに付いたシーバスは大型である事が多い。 「イカ」が他のベイトよりも高カロリーであることが要因であると思う。 梅雨入り目前の5月末、 僕は釣り仲間を誘ってボートで出撃した。 キャプテンは毎度お世話になっている福島さん。 連日、この「イカパターン」で好釣果をあげている。 なので、何処にイカが回ってくるか良く知っている。 ポイントは大概、大型の停泊船の灯りに付いていることが多い。 ![]() 目的の停泊船&灯りを見つけ 静かにアプローチする。 「水深15、10から7メーターに反応!」とキャプテンが教えてくれる。 このパターン、実は初心者の方が高確率で大型を釣り上げる。 実際、ベテランさんに連れてこられた「彼女」や「シーバス初めて」という人が 連日、大型をキャッチしている。 キャプテンは釣れる動かし方を熟知しているので アドバイスが的確なのだ。 「ルアーを思いっきり投げたらゆっくり15〜20秒数えて、ゆっくり5回巻いて、5秒止めて!」 この指示通り黙々と出来るのは純粋な人。 慣れた人ほど自分で勝手な水中のイメージを造ってしまい 「余計」な事をしてしまう。 魚を掛けた後も、慣れていない人はゴリ巻きでキャッチするが ベテランほどロッドワークを多用しすぎて食いの浅いこの時期 フックアウトに繋がってしまう。 とにかくベイトのイカをイメージしてルアーを操作する。 小さなバイブレーションがいいとの事で今回選択したルアーはFin。 程なく一匹をキャッチするが後が続かない。 魚探にはしっかりとイカ、シーバスの姿が写っている。 「イメージしているタナとずれている」 いつもならボートシーバスにはナイロンラインを用いるのだが ストラクチャーを攻めるわけでもないし 飛距離、アタリをダイレクトに取りたかったので 今回PE0.8号を使用している事を思い出した。 ラインが潮の流れの影響を思った以上に受けているのだ。 それで、カウントダウン、フォールを大目に取る。 と、やはり連続ヒットしてきた。 ![]() 仲間はまだ苦戦している。 陸っぱりではこのイカパターンで連日釣果を上げているものの ボートポジションからのアプローチと岸からのイメージの差に 戸惑っている様子である。 あえて言葉では説明せずこちらも同じナイロンラインのタックルに替え 同じルアーで横でキャストする。 しかし、釣果に露骨に表れてくる。 終了後、仲間は 「勉強になった・・・」と呟いた。 彼の引き出しが又一つ増えた。 ![]() タックル CODE スタンダードボロン S57−4&ステラ3000 ナイロン10lb. S610−3&ステラ3000 PE0.8+12lbフロロ 57−4&イクシオーネ ナイロン10lb. ルアー CODE FIN 、ジャクソン ニョロニョロなど Text & Photo:Naoki Shigematsu |